小川フミオ
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小川 フミオ/OGAWA Fumio
Earshot

「イヤーショット」とは英語で「聞こえる範囲」のこと。取材中に聞いたことで、「これおもしろいね!」という言葉を、自分なりにふくらませてみたのが、このブログ。記事から外れてしまう発言の中にも、現在を的確に批評していたり、未来へと向かうヒントが隠れていたりする。プロフィールは、グルメやクルマを中心に、ライフスタイル全般を手がけるジャーナリスト。


月別アーカイブ: 11月 2012

「コーヒーはアートだ」

僕がコロンビアに出かけたのは
コーヒー豆が
どうやって作られているかの取材だった。
なかでも
ジョージアエメラルドマウンテンブレンド
使われている
エメラルドマウンテンという豆に
フォーカスした取材だった。

さきに触れたように
出かけたのは
エメラルドマウンテンになる豆を
栽培している農家と
集めた豆を脱穀して
選別する業者
それに豆の輸出を管理する大手会社FNC。



2つめの会社はアルマカフェといい
ここで選ばれた最高品質の豆は
日本のジョージアのコーヒーに
使われる。
「1%」という謳い文句があるが
それだけ稀少なもののようだ。
どこが稀少かというと
条件がきびしい。
まずサイズ。
スケールというらしいが
「豆の種類によって違うが
だいたいいい豆というのは
15から17といスケールが基準です」
そう語るのはアルマカフェで
製品の管理を行っている
アンドレス・マウリシオさん。

そのなかで
ジョージアに使われるのは
18という最大等級のもの。
かつ
虫食いはない
色が正しい
欠けていない
3つの条件がつく。

さきに「エメラルドマウンテンになる豆」と書いたが
味を含めて
条件をクリアした豆が
エメラルドマウンテンという
最上級のブランドになるのだ。


広告でも有名なエメラルドマウンテンだが
これはコロンビアが主産地である
宝石エメラルドと
アンデス山脈をかけたネーミングだ。
メインになる豆は
僕が今回訪れた農場でも
育てていた
カスティージョという品種。
かつてはカトゥーラという
透明感があり
適度な酸味を感じさせる品種が主流だったが
これより
コーヒーに特有の病気
サビ病に耐性を持つ
カスティージョ種が主流になりつつあるそうだ。


このポットの正体については次回

マニアックな話題ですが。
「コーヒーはアートと考えている」と
大きな輸出会社である
FNC(コロンビア生産者連合会)の担当は
自信たっぷりに言うのが
たいへん興味ぶかい。
その選別作業を観たのだが
これがじつにおもいしろいので
改めて書きたいと思う。


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